こんにちは、kurumi-bioです。4回目のブログです。
前回に引き続きGo言語について発信します。
環境
OSバージョン:Windows11 Home 22H2
Go言語のバージョン:go version go1.19.4 windows/amd64
fmtパッケージ
今回もfmtパッケージについて調べてみます。
fmtパッケージのドキュメントですが、Go言語の公式ページにアクセスして
右上の[Docs▼]リンクをクリック。
いくつかのドキュメントが表示されたら、
[Standard Library](標準ライブラリー)をクリック。
スクロールして、[fmt]をクリックすると、
fmtパッケージの機能説明を見ることができます。
fmtリンクを開くと、左側にドキュメントのメニュー階層が表示されますので、
[Index]または[Functions]をクリックすると、fmtパッケージに含まれている
関数の一覧が表示されますので、fmt.Printとfmt.Printlnの機能を見てます。
fmt.Printとfmt.Println
fmt.Printとfmt.Printlnは、共にデフォルトの書式設定で標準出力に出力します。
違いは、fmt.Printlnは必ず"改行"が行われます。
例)PrintTest.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Print("fmt.Print")
fmt.Println("fmt.Println")
fmt.Print("fmt.Print2\n")
fmt.Print("fmt.Print3")
}
fmt.Printは改行が行われないため、fmt.Printlnが同じ行に出力されます。
fmt.Printで改行を行うには"\n"を使います。
fmt.Print2は改行文字を含んでいるためfmt.Print3は別の行に出力されました。
デフォル書式設定(default format)
fmtパッケージのOverviewに下記の通り記載されています。
整数型は%d(10進数)、文字列は%sで表示されることがわかります。
また、書式設定で%vを指定するとデフォルト書式設定になることもわかります。
ですので、下記の通り実装すると同じ結果が出力されることになります。
例)PrintTestK1.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Print(20,"\n")
fmt.Println(20)
fmt.Printf("%v",20)
}
最後に
今回で、fmtパッケージのPrint系関数の調査は完了です。
次回は、fmtパッケージのScan系の巻子を調査したいと思います。